選択の基準は「独自性」と「リソース」
AI活用を進める際の重要な選択が、自社でAIを開発するか、外部のAIサービスを利用するかです。この選択は、自社のAI活用の目的・保有リソース・求める独自性によって決まります。
外部AIサービスが適しているケース
外部AIサービスが適しているのは、汎用的な課題(文書要約・翻訳・画像認識など)を解決する場合、AIの開発・運用リソースが社内にない場合、短期間で導入したい場合です。
ChatGPT API・Google Vertex AI・AWS SageMakerなどのクラウドAIサービスは、自社開発より大幅にコストと時間を削減できます。多くの中小企業では、まず外部サービスの活用から始めることをお勧めします。
自社開発が適しているケース
自社開発(またはカスタム開発)が適しているのは、自社固有のデータ・業務知識を活かした高精度なAIが必要な場合、機密性の高いデータを外部サービスに送れない場合、中長期的な競争優位の源泉としてAIを位置づけている場合です。
自社開発はコストと時間がかかりますが、自社に合った高精度なAIを構築できます。最初は外部サービスで検証し、効果が確認できてから自社開発に移行するアプローチが現実的です。