ガバナンスの価値は見えにくい

データガバナンスへの投資対効果は、即効性のある施策と比べて見えにくいため、投資の正当化が難しいことがあります。しかし、整備前後の変化を適切に測定することで、ROIを示すことができます。

測定できる効果の具体例

コスト削減:データの整備により、集計・確認作業の工数が削減されます。例えば、月20時間の集計作業が5時間に削減されると、年間180時間・人件費換算で数十万円のコスト削減になります。リスク削減:データ品質問題による意思決定ミス・個人情報漏洩事故のリスクが低下します。リスク回避の価値は、事故発生時の損害コストをベースに推計できます。

間接的な価値の評価

意思決定の質向上・データ活用の加速・組織の信頼性向上など、数値化が難しい価値も重要です。これらはサーベイ(データを使った意思決定への満足度・信頼度)で間接的に測定できます。ガバナンス整備後1年・3年の追跡調査を行うことで、長期的な価値を示すことができます。