データ基盤はセキュリティリスクの集約点
データ基盤は、組織の重要なデータが集まる場所です。適切なセキュリティ設計がなければ、情報漏洩・不正アクセス・データ改ざんなどのリスクが高まります。機能設計と同時にセキュリティ設計を行うことが重要です。
よく見落とされるセキュリティ要素
①アクセス権限の細分化:「全員に同じアクセス権限」はセキュリティ上の問題です。部門・役職・業務に応じたアクセス権限を設計し、必要最低限のデータにしかアクセスできない「最小権限の原則」を適用します。
②データの暗号化:保存時(at rest)と転送時(in transit)の暗号化を確認します。クラウドサービスの設定で暗号化が有効になっているかを確認してください。③監査ログの保存:誰がいつどのデータにアクセスしたかを記録する監査ログを保存します。
セキュリティ設計のレビュー
データ基盤の構築完了後、セキュリティの専門家によるレビューを受けることをお勧めします。設計者自身では気づきにくい脆弱性を発見できます。
定期的なセキュリティ評価(年1〜2回)と、アクセス権限の棚卸し(権限の不要な付与がないかの確認)を継続的に実施することが、セキュリティ維持の基本です。