データ品質の測定
「データ品質が低い」という問題は分かっていても、具体的にどう悪いかを測定していない組織が多くあります。測定なくして改善なし——まずデータ品質を数値で把握することが改善の出発点です。
データ品質の測定指標
完全性(Completeness):必須項目の入力率。欠損値の割合を測定します。正確性(Accuracy):実態と一致しているデータの割合。一貫性(Consistency):複数のシステム間でデータが一致している割合。適時性(Timeliness):データが適切なタイミングで更新されている割合。唯一性(Uniqueness):重複データがないことの確認。
品質改善のサイクル
測定(問題の特定)→原因分析(なぜ品質が低いか)→改善策の実施(入力ルールの変更・教育・自動化)→再測定(改善の確認)というサイクルを継続することで、データ品質は段階的に向上します。一度の改善で完璧を目指すより、継続的なサイクルが重要です。