クラウド移行がガバナンスを変える
オンプレミスからクラウドへの移行は、データガバナンスの要件を大きく変えます。データが自社サーバー内に存在しないことで、従来の管理方法が通用しない部分が生まれます。
クラウド時代の新たなガバナンス課題
①データの所在の複雑化:複数のクラウドサービス(マルチクラウド)を利用すると、データの所在の把握が難しくなります。②セキュリティ設定の自己責任:クラウドの「責任共有モデル」では、セキュリティ設定の多くが利用者の責任です。設定ミスによるデータ漏洩事故が多発しています。③データの越境移転:クラウドサービスによってはデータが海外のサーバーに保存され、GDPRなどの規制対応が必要になります。
クラウド対応のガバナンス実践
クラウド環境のデータガバナンスには、①クラウドセキュリティの設定レビュー(定期的な設定確認)、②データの所在管理(どのデータがどのクラウドに存在するかの把握)、③クラウドサービス利用承認プロセスの整備が特に重要です。