データパイプラインとは何か

データパイプラインとは、データが生成される場所(システム・センサー・アプリケーション)から、分析・活用する場所(データウェアハウス・BIツール)まで、データを自動的に運ぶ仕組みのことです。

工場の生産ラインに例えると分かりやすいです。原材料(生データ)が流れ込み、途中で加工・検査(変換・クレンジング)され、最終製品(分析用データ)として出てくるイメージです。

データパイプラインを構成する3つのステップ

ETLというプロセスで説明されることが多く、E(Extract:抽出)T(Transform:変換)L(Load:格納)の3ステップです。各システムからデータを抽出し、分析に適した形に変換し、データウェアハウスに格納します。

最近ではELT(Extract→Load→Transform)の順序で処理するアプローチも一般的になっています。クラウドデータウェアハウスの処理能力が向上したことで、格納してから変換する方が効率的なケースが増えています。

中小企業でのデータパイプライン構築

中小企業が最初にデータパイプラインを作る場合、複雑なシステムは不要です。Zapier・Make(旧Integromat)などのノーコードツールで、システム間のデータ連携を自動化することから始めるのが現実的です。

データ量が増え、処理の複雑さが高まってきた段階で、本格的なETLツールやデータウェアハウスへの移行を検討します。