基幹システムとデータ基盤の関係
多くの企業では、販売管理・在庫管理・会計などを担う基幹システムと、分析・レポーティング用のデータ基盤を別々に持っています。この2つをどのように連携させるかが、データ活用の鍵を握ります。
連携で陥りやすい問題
最も多い問題は「基幹システムへの直接アクセスによるパフォーマンス低下」です。分析のために基幹システムのデータベースに直接クエリをかけると、本番業務に影響が出ることがあります。分析用には必ず別のデータベースにデータをコピーして使います。
次に多い問題は「リアルタイム連携の難しさ」です。基幹システムによっては、リアルタイムのデータ連携が技術的に難しいケースがあります。日次バッチ処理から始め、必要性に応じてリアルタイム連携を検討する段階的アプローチが現実的です。
連携設計のベストプラクティス
基幹システムからデータ基盤への連携は、CDCChangedataCapture(変更データキャプチャ)やAPIを使って実装することが多いです。どちらの方法が適切かは、基幹システムの種類と要件によって異なります。
連携設計は、基幹システムの保守ベンダーとも連携して進める必要があります。単独で設計を進めると、後から「その連携は対応していない」という問題が発生することがあります。