どこから始めるべきか迷う理由
データ基盤の整備が必要だと分かっても、どこから手をつければよいか分からないという声は多くあります。整備すべき領域が多すぎて、優先順位が決められないのです。
優先領域の見つけ方
優先すべき領域を見つけるには、「ビジネスへの影響×現状の課題の大きさ」の2軸で評価します。ビジネスへの影響が大きく、かつ現状の課題が大きい領域が最優先です。
具体的な評価の問いとして、①このデータが使えないことで、月に何時間の無駄が生じているか、②このデータの問題が原因で、重要な意思決定が遅れたことがあるか、③このデータが整えば、すぐに活用できるユースケースが存在するか、の3つが有効です。
最初の一領域を完成させることの重要性
最初に選んだ領域を「完成」させることが重要です。複数の領域を同時進行で半端に整備するより、一つの領域を徹底的に整備して成功事例を作る方が、組織の理解と次の投資を得やすくなります。
最初の成功事例が社内のデータ活用文化の起点になります。慎重に最初の領域を選び、確実に完成させることを優先してください。