マスターデータとは
マスターデータとは、顧客・取引先・商品・従業員など、業務の基盤となる共通のデータです。これらのデータが複数のシステムで別々に管理されると、「同じ顧客が複数登録されている」「商品コードがシステムによって異なる」などの問題が発生します。
MDM(マスターデータ管理)の目的
MDMは、複数システムに分散したマスターデータを統合・統一し、「唯一の正しいデータ(Single Source of Truth)」を確立することを目的とします。MDMにより、全社で同じ顧客情報・商品情報を参照し、データの不整合による業務の混乱を防ぎます。
MDM導入の段階的アプローチ
フル機能のMDMツール導入は高コストなため、中小企業では段階的なアプローチが有効です。まず最も重要なマスターデータ(顧客マスター)の定義を統一し、一つのシステムを正とする運用ルールを決めることから始めます。ツールより先にプロセスとルールを整備することが重要です。