データ基盤構築の落とし穴

データ基盤の構築を初めて進める組織が陥りやすい罠があります。これらを事前に知ることで、多くの失敗を回避できます。

3つの罠

罠①「最初から完璧を目指す」:網羅的な要件定義・完璧なデータ品質・最先端のアーキテクチャを目指すあまり、プロジェクトが長期化し、完成前に要件が変わってしまいます。80%の完成度で使い始め、実際の利用から学びながら改善する方が成功率が高いです。

罠②「データ整備の工数を軽く見る」:データクレンジング・定義統一・品質確認に要する時間を過小評価し、スケジュールが大幅に遅延します。データ整備には、開発工数の2倍の時間を見込んでおくことをお勧めします。

三つ目の罠と回避策

罠③「使う人を設計に参加させない」:データ基盤を設計するのがIT部門だけで、実際に使う業務部門が参加しないと、できあがったシステムが「使いにくい」「必要なデータがない」という結果になります。業務部門の担当者を設計段階から巻き込み、定期的にフィードバックを受ける仕組みを作ることが重要です。